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開催概要　　レポート

第4回　アーツJクラフツ展2010レポート

■展示の模様

本年で第4回目を迎える「アーツJクラフツ展」。
今回より主催が「一般財団法人　オートクチュール　メティエール協会」（会長桂由美）となり、全部門作品をアートホールで展示しました。
展示にさきがけ、前日4月9日（金）には審査が行われました。

今回見事第1位ゴールドクリエイター賞（厚生労働大臣奨励賞）に輝いたのは、
ジュエリーワーク部門　古川　真貴子さんの「みなものゆめ」です。

賞の発表は、こちら

古川　真貴子さんコメント：
大学で日本画を専攻していた私は、日本の文化やことばが大好きで、鯉を題材にしたこの”みなものゆめ”は日本のあちこちで見かける何気ない情景の一つを切り取り、風景画を身にまとうようなつもりで制作しました。
移り変わる四季のいろどりは、水中の鯉の目にはどのように映るのでしょうか。
水面に写る四季折々の美しい景色はそこにあるのにそこにない、儚い夢のようなもの。そんな外の世界へ憧れ、ゆめみる鯉もきっといるに違いありません。
作品は水中と外の景色が融合する水面上の世界を表現したのですが、かなりアート性が強い為、果たして観る人がどこまで共感してくれるだろうか？と不安を抱きつつ制作しておりました。いえ、共感していただけたからこそ今回の賞なのだと今、審査員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
この度は本当にありがとうございました。

第2位　クリソスクリエイター賞（産経新聞社奨励賞）を受賞されたのは
ジュエリーワーク部門　岡本　恵子「フェアリーテイル」です。

岡本　恵子さんコメント：
今回の作品は「おとぎ話」がテーマです。
夢を持ち、それに向かって蒔いた種が少しずつ花を咲かせていってくれる...という、私の願いを込めたストリーと、この作品を見てくださる方それぞれに、Happyなストーリーを思い描いていただければ...そんな思いを込めながら作りました。
受賞の連絡をいただきました時には本当にびっくりいたしました。と同時に、これまでご指導いただきました先生方、仲間、教室の生徒さん、家族に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

また今回より、一般財団法人　オートクチュール　メティエール協会が主催となりましたので、賞が新設されました。
第2位　クリソスクリエイター賞（桂由美賞）を受賞されたのは、
オートクチュール・フルール部門　大澤　仁美「青き麗人」です。

大澤　仁美さんコメント：
作品制作過程を、ワクワクしながらずっと楽しめたので、
それが受賞につながったのだと思います。ありがとうございます。
アイデアはいろいろあったのですが、それを形にしていく技術力やテクニックは必要だと痛感いたしました。桂由美先生プロデュースのアーティフィシャルフラワーであるオートクチュール・フルールがとっても素敵でしたのでその魅力を最大限にいかせる様に配慮いたしました。
この花は、ファッションとの融合性も高いところも気に入ってる点で、実は地元徳島でのファッションショーで、藍染を活かしたドレスとこの帽子が合うということで採用が決定しております。
幅広い可能性のある分野で、これからも素敵な作品制作に励みたいと思います。

■展示会初日及び、表彰式とレセプション

4月に入ってから寒い日が続き、例年なら箱根の山の桜が満開で出迎えてくれるのですが、今年は8分咲きといったところでしたが、初日から大勢の方が会場を訪れ、作品をご覧いただきました。

やはり異常気象なのでしょうか。レセプション前日には雪が降り、スタッフを慌てさせましたが、当日は青空がひろがり、気持ちが良い日となりました。
レセプションは、美術館隣の「彫刻の森クラブ」で行いました。

まずはアーツJクラフツ展実行委員会委員長　大前伶子氏が挨拶いたしました。
次に、産経新聞　企画事業局長　松原英夫様より祝辞を頂戴いたしました。

4月16日付けの「SANKEI　EXPRESS」では一面に「第4回　アーツJクラフツ展2010」の特集を組んで頂き、その新聞をお持ち頂きました。

第1位　ゴールドクリエイター賞（厚生労働大臣奨励賞）を受賞した古川真貴子さんより、喜びの声を頂きました。

表彰式の後、先日金沢21世紀美術館で「ニットカフェ・イン・マイ・ルーム」を好評のうちに終了した広瀬光治さんにお話を頂きました。

美術館では、来館者にニット作品を編んでもらい、作品につけ足していったそうです。
最終日がその作品の完成日。なんとも感慨深いお話でした。

引き続き、乾杯の音頭を広瀬光治さんより頂き、レセプションが始まりました。

最後はプレゼンターの方と写真を撮ったりサインをいただいたり、和やかに終了しました。

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アーツJクラフツ展は2011年も開催を予定しております。
資料をご希望の方はajc@seedream.co.jp へご連絡ください。
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作家名表示、順不同、敬称略

古川　真貴子

岡本　恵子

大澤　仁美

林　直子、高松　花、矢津　利子、杉尾　緑、多田　葉津恵

岩倉　由美、唐鎌　麻友美、恒岡　恵美、藤本　サチ子、土橋　まゆみ

藤井　みゆき、岸　美砂子、平澤　由美子、小堤　範子、倉田　昭恵

Madame Kyon、神原　真弓、鈴木　純江、熊田　郁子、脇坂　美風

遠藤　早苗、山田　恵美、～SAWA～晴美、大内　敦子、和田　圭子、
玉谷　千春、門田　ゆき子、風音、太楽　順子、canape、白石　海夕希、
久保　亜紀子、保母　桃子、松井　佳美、柳瀬　裕子、森下　矢至代、
瀬見　有紀、藤村　和子、加藤　文子、江村　眞佐子、寺本　都子、
落合　千翠、山本　和子、足立　たま、木村　雅子、保坂　悦子、尾崎　国子、
小川　タイ子、都倉　八重子、橋本　里美

ナガツボ　ジュンコ、山田　まなみ、前田　理恵、石黒　かんな、平林　由紀、見澤　道子、
土肥　香、海老原　佳子、片山　寛美、小形　康子、宮川　利江、河内　充代、AKIKO、
斉藤　ゆかり、一ノ宮　亮子、山根　久美子、いのうえ　めぐみ、菱山　あゆみ、弾塚　節子、
ゆみなビーズ、清家　夕記子、小槌　まゆみ、上松　ひろみ、渡辺　弥生、小林　久子、
金井　洋子、山本　嘉世子、新田　佳子、山越　ゆう子、小島　朗子、まゆ実、矢嶋　文江、
金井　正子、しばた　ちえこ、小東　風彩、渡辺　典子、久保田　小代子、園部　雅世、
内田　明美、田中　千映子、御手洗　周子、原田　貴子、中山　智子

完山　静華、長井　光代、玉木　和恵、寺田　薫、江口　真由美、一戸　るな、門屋　典子、
秦野　東紀子、小坂　あや子、片山　峰子、山﨑　初美、今瀬　愛子、南部　由美子、
浅田　ミドリ、垂井　圭子、浜田　ミチコ、多木　佐瑶子、祥子、落合　徳子、原口　理恵、
開発　真優美、前田　裕子、まるみ、瀬川　賜美、池永　あつ子、組紐Aki、櫻井　恭子、
西部　桂子、ＳＡＣＨＩＫＯ、井筒　真喜子、菅　里彩、守村　恵理子、山下　真美、
たなか　みか、松永　美佐子、吉原　かず子、小野　綾子、山田　千代子、宮城　知子、
田阪　かおる、小林　ようこ、徳永　詠子、ごん、Amyu、井上　博美、井上　瑞穂、
青木　恵理、組橋　みどり、岡井　真知子、宮元　美奈子、加藤　美幸、She-Know's、
本村　里美、坂口　和代、Kaname、クドウ　トモコ、川瀬　晶子、八木　敦子、
ＡＫＩＫＡ、畑　文江、中村　トシ、吉澤　静子、矢野　久美子、海村　ツユミ、大岡　貴代美、
伊藤　恵美子、坂元　こづえ、林　紀子、平松　伸子、村田　左千代、加藤　ひろこ、
谷瀬　正子、青木　万知子、澤　尚子、高橋　澄子、村田　廣子、石川　里久恵、
村田　由香理、峯岸　昌代、石原　幸子、塚脇　京子、金子　美紀、木津　由美子、
藤澤　新、杉本　悦子、飴井　友子、秋村　律子、Runa、近藤　春枝、井上　和子、
山田　ますみ、鈴木　妙子、安藤　憲子、中村　さとみ、大塚　ゆみ、石井　緑、
桑原　早恵樹、佐藤　典子、村瀬　由紀