マルチスタンダード 1
3種類のマルチホールビーズをタイルのように組み合わせてモチーフを作り、2つをつなげてペンダントトップに仕立てます。まったく形の違うビーズ同士の組み合わせがぴったりとはまる美しさは、マルチホールビーズならでは。
マルチスタンダード 2
センター部分は4種類のマルチホールビーズの穴を全部使って、行ったり来たり往復に編んでいくだけのシンプルな作りになっています。4つの穴があいた平丸形のビーズを軸にすることで小舟形3穴を包み込むような立体感が出ました。
マルチスタンダード 3
正十二面体のモチーフをマルチホールビーズの穴a(最初に通す穴)だけを使って編み、後からすべての穴b(もう一方の穴)を編むことで、奥行き感のあるビーズボールになります。外に広がることで1辺の長さは必然的に長くなりますが、台形2穴を使うことでそれをカバー。ボールのすべてをマルチホールビーズで編み上げる巧みな作品です。
ステッチアレンジ A
お月さまのような形をしたビーズを、ネッティングサーキュラーをアレンジした技法でお椀状に編んでいくと、ゆるやかな三角形の花のモチーフになります。ビーズを拾う位置や個数を工夫することで、月形のビーズが規則的に並ぶのではなく、あちこち向いたり重なったりするさまがマルチホールビーズならではの表現です。
ステッチアレンジ B
パールカラーのマルチホールのシードビーズ2種を芯ビーズに使って、スパイラルロープをアレンジした技法でパーツを編みます。芯ビーズの内径と外径に長さの差を出すことで、らせん状に見えるように工夫されています。パールでつないで、どこが前になっても魅力的なロングネックレスに仕立てます。