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ビーズアートジャパン大賞2011 審査の模様をレポートします!

審査員長 :
審査員  :
水野久美子先生(メイキングディレクター)
広瀬光治先生(一般財団法人 日本生涯学習協議会 代表理事)
渡辺マリ先生(コスチュームジュエリー研究家、BLONDIE&CO.代表)
藤原綾子先生(株式会社ユミカツラインターナショナル アクセサリーデザイナー) 
加山忠則先生(天然石アクセサリーデザイナー)

今回の募集テーマは「日本の女性を女性に美しくする」でした。
テーマに共感いただいた方が多かったのでしょうか、1,103点もの応募があり、本審査には304点が残りました。
和をテーマにした作品や身に付けると元気になりそうな作品がなど、みなさんの「思い」が作品を通して伝わってきました。

本審査ではこれら作品を審査員のみなさんが、一点ずつ身に付け審査をしました。
デザインは良いが、身につけるとバランスが悪いとか、身に付けてみると意外にしっくりくるなど、なんどもフィッティングを繰り返していきました。



     
   【審査員の先生方からのコメント】

水野久美子先生
 実際の作品を見て、各作品のレベルの高さに驚きました。今回のテーマがよく理解され、これまで学んでこられた技術が見事に作品に活かされており、惜しくも入賞を逃した方もわずかの差だったように思います。
また「和」にチャレンジした方、皆自分の作風に巧みに「和」のエッセンスを加え、新しいテイストが創り出されていたことが素晴らしく、高い評価となりました。
審査は、5人の審査員の中で1点ずつ作品について協議をし、全員で確認し合って納得の結果を出しました。中でも「コスチュームジュエリー」という点には特に厳しく、コンテスト作品として飾っておくものだけでない、実際に身につけて美しい、実用性のある作品を選びました。
惜しくも落選された方、次回の作品にぜひ期待させていただきます。

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広瀬光治先生
 今回のテーマをコスチュームジュエリーという小さな作品に収めるには大変だったと思いますが、多くの点数が集まって大変嬉しく思います。みなさん思いがいろいろあったということでしょう。今回の作品はテクニックがたくさん使われており元気を頂きました。
私の場合はどうしても編み物のテクニックに目が行きます。私が選んだ作品はマイクロマクラメという事と、色目がシックで粋な感じが良かったので選ばせて頂きました。

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渡辺マリ先生 
 本当にたくさんの作品を拝見し、楽しく審査させていただきました。1位、2位・・と僅差で、選ぶのに苦労しました。
「コスチュームジュエリー」は身につけてこそ美しい作品。中でも今回は「和」を意識した作品が多く、「ジャパニーズ コスチュームジュエリー」という新たな視点で選びました。日本の伝統色や素材の組み合わせが素晴らしく、「日本人が作るコスチュームジュエリー」という分野がさらに開けた、オリジナリティあるコンテストになったと思います。
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藤原綾子先生
 日本の女性を元気にするというテーマや、和を意識したコスチュームジュエリーという内容を叶えるのはとても大変な作業だったと思います。今回選ばれた作品は、テーマに合い、かつ身につけたいと思う作品だったと思います。
みなさんの作品はテクニックを沢山使ったものがあり、とても感心しました。
大賞作品はテクニックが凝縮されておりテーマ性が見受けられました。身につけてもよく、審査員一堂納得した上での作品です。私が選んだものは身につけた時にピッタリなサイズでした。この作品は大胆で遊び心が感じられたので選びました

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加山忠則先生
 今回は思った以上に力作が多く作品から作る楽しさとパワーを感じ、多くの元気を頂戴いたしました。
コスチュームジュエリーは身につけてはじめて完成するものなので、1点、1点ボディーに着けて審査し、見た目の良さだけでなく、作り方、テクニック、色のバランス、色の使い方等を考慮し、身に着けたときのバランスを重視いたしました。
中にはボリュームが多すぎてつけられない(コスチュームジュエリーとは呼べない)残念な作品もありました。大作はリアルであること、ストーリー性が表現されていることが重要です。いつどこでどんな人がどのようなシチュエーションで身につけるかを考え、自ら身につけて制作する作業は不可欠であるように思います。
本当に真剣になってしまうほど素晴らしい作品が多く、震災以降の日本にパワーを感じさせる、元気と勇気と幸せをいただいた審査でした。
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  審査の模様は、審査員長をつとめて頂きました
  水野先生の「MIZUNO PRESS」でも紹介されています。
  こちらもご覧下さい。





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