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純銀クロッシェアーティスト


現在、私は指導だけでなく、押し花を使った商品企画をしたり、本の制作にかかわったりしています。それぞれの仕事に魅力がありますが、押し花の楽しさはみなさんから喜んでいただけることです。

人前に出て話すのが苦手な私ですが、みなさんから感謝の言葉を掛けていただくと、「自分の価値がここにあったんだ」とうれしく思います。多くの方の助けがあったから、ここまでやって来れました。みなさんも人との出会いを大切にして、その出会いをさらに広げていってください。

押し花には、まだ多様な可能性があります。一口に押し花と言っても自由にアレンジすることで多彩な作品が生まれます。こうして作り上げた作品は自分だけのオリジナルです。みなさんも自分の作品が世界にひとつしかないことに誇りを感じてほしいと思います。

今回の講座は押し花だけでなく、ドライフラワーを利用した立体的な作品づくりも含まれているので楽しんで取り組めると思います。何よりも「花が好き」という気持ちを大切に勉強していってください。そして将来は自分のスタイルを確立して活躍されることを期待しています。


恵泉短期大学で押し花を専攻。卒業後、(株)第一園芸で生花の仕事に携わり、同時期に押し花を学ぶ。商品の提案・制作をしたり、テレビ・雑誌等でも幅広く活躍中。著書:押花の花模様(日本ヴォーグ社・共著)


(株)日比谷花壇に入社、帝国ホテル店にてチーフデザイナーとして活躍。独立後は主にウエディングブーケの制作を手掛ける。現在は押し花絵制作および教室を展開。著書:花愛夢(草土出版)、花陽詩(草土出版)


私が押し花を始めた時は、「こんな作品があったらいいな」という憧れを形にしました。たくさんの花を組み合わせた、その形は「ミチコスタイル」として今でも作品の柱になっています。その後、動物シリーズや風景をデザインしたシリーズなど、新しい作品が加わり、現在に至っています。このように新しい作品に取り組んでいるのは、より多くの方に押し花の魅力を知っていただきたいからです。

もちろん今後も今までにない作品を作ろうと思っています。例えば、押し花を絵として飾るだけでなく、壁紙やカーテンのデザインに取り入れるのも一つの方法でしょう。実際、展示会では押し花をプリントしたスカーフを販売しています。このように、今後は自分が気付いた新しい方向性をライフワークにして深めていこうと思っています。成功のカギはあきらめないで続けることです。

早く結果を出したいと思われるかもしれませんが、自分にしかできないことをするには人一倍、時間と手間を掛けなければなりません。

押し花の世界はまだ歴史が浅いので、やるべきこと、やれることがたくさんあります。自分のオリジナリティを持って信頼関係を築いていけば必ずビジネスにつながります。何よりも大切なのは誠意をもって精一杯、作品を作ること。その気持ちは必ず見る人に伝わります。


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