1個のビーズに2つ以上の穴があいている「マルチホールビーズ」。
さまざまな形状のマルチホールビーズをビーズステッチ技法と融合させ、また特徴的な技法で華麗に編み上げていく6教材を通じて、存分に味わうことができる講座です。課題作品はそのときどきの旬なマルチホールビーズに合わせて進化していきます。
※そのため、教材デザインが変わります。
まずは、2023年12月にリリースされた「1st selection」について解説します。
1
マルチホールのペンダント ~フローリス~
3種類のマルチホールビーズをタイルのように組み合わせてモチーフを作り、2つをつなげてペンダントトップに仕立てます。まったく形の違うビーズ同士の組み合わせがぴったりとはまる美しさは、マルチホールビーズならでは。
Technique:レイ・ザ・タイル
解説
なかなか手に入らない珍しいマルチホールビーズが使われていて、希少価値があることや、目をひく赤と北欧テキスタイルのようなデザインがおしゃれで好評です。
初心者の方でも1回のレッスンで完成して身につけて帰ることができる作りやすさと制作の満足感で、「マルチホールビーズっておもしろい」と魅力にハマってしまう作品です。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
2
マルチホールのネックレス ~ルーシュ~
センター部分は4種類のマルチホールビーズの穴を全部使って、行ったり来たり往復に編んでいくだけのシンプルな作りになっています。4つの穴があいた平丸形のビーズを軸にすることで小舟形3穴を包み込むような立体感が出ました。
Technique:バックアンドフォース
解説
2つ穴、3つ穴、4つ穴とマルチホールのバリエーションが楽しめます。4つ穴の王道の使い方がマスターできます。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
3
マルチホールのペンダント ~パステルボール~
正十二面体のモチーフをマルチホールビーズの穴a(最初に通す穴)だけを使って編み、後からすべての穴b(もう一方の穴)を編むことで、奥行き感のあるビーズボールになります。外に広がることで1辺の長さは必然的に長くなりますが、台形2穴を使うことでそれをカバー。ボールのすべてをマルチホールビーズで編み上げる巧みな作品です。
Technique:立体シェイプ
解説
ビーズボールをテグスで作った方、キャリアの長い上級者にも多くの学びがあるマルチホールビーズボールです。レシピと睨めっこしながら出来上がった時には達成感でいっぱいになります。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
ステッチとマルチホールが好きな「マニアの方」にお勧めです。決して簡単ではありません。だからこその面白さがある作品です。計算された作品なので、正しく編めたら、確実に綺麗に完成します。
(アヴァンセ 梅沢知代)
A
マルチホールのイヤリング&リング ~トリプレット~
お月さまのような形をしたビーズを、ネッティングサーキュラーをアレンジした技法でお椀状に編んでいくと、ゆるやかな三角形の花のモチーフになります。ビーズを拾う位置や個数を工夫することで、月形のビーズが規則的に並ぶのではなく、あちこち向いたり重なったりするさまがマルチホールビーズならではの表現です。
Technique:ネッティングサーキュラー
解説
イヤリングの留めつけ方が新しい。ネックレス以外のアイテムはレアで注目されています。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
大人可愛いモチーフの作品で、編み地も面白いと思いました。中級レベルなので、中堅の生徒様にピッタリの作品だと思います。
(アヴァンセ 梅沢知代)
B
マルチホールのスパイラルロングネックレス ~ツインワルツ~
パールカラーのマルチホールのシードビーズ2種を芯ビーズに使って、スパイラルロープをアレンジした技法でパーツを編みます。芯ビーズの内径と外径に長さの差を出すことで、らせん状に見えるように工夫されています。パールでつないで、どこが前になっても魅力的なロングネックレスに仕立てます。
Technique:スパイラル
解説
1ホールのスパイラルとマルチホールスパイラルの違いに驚かされる作品。身につけやすいアイボリーパールのネックレスは家族や友人へのプレゼントにしたいとの声多数でお教室でも人気です。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
これはとても簡単です。デザインもシンプルで素敵なので、幅広い層に良いと思いました。
(アヴァンセ 梅沢知代)
C
マルチホールのネッティングラリエッタ ~ザッピー~
ゼット形のマルチホールビーズをネッティングの向かい合う辺と辺に使ってパーツを作ります。一見複雑そうですが、規則的に編まれているのでリズムよく編み進めることができます。さわやかなグリーンのラリエッタは、ループにくぐらせても1回巻きで着けてもどちらでも素敵です。
Technique:ネッティング
解説
Z形だからこそできるこの編み地。マルチホールビーズの形の面白さが満喫できます。 マルチホールビーズ×ステッチ技法の相性を考えるきっかけになる作品です。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
マルチホールのZ型の使い方が面白いです。簡単ではありませんが、ステッチとマルチホールに慣れた生徒様にピッタリだと思います。編み方が面白いなーと思いました。
(アヴァンセ 梅沢知代)
動画つき教科書・テクニックBOOK
動画つき教科書 作り方を解説した動画つきの教科書はレッスンごとにわかれています。※新しいデザイン教材となった場合、教科書も同時に新しく発売されます。
テクニックBOOK テクニックBOOKには、さまざまなマルチホールビーズに関する技法を詳しく紹介しており、ディプロマを取得される場合は、テクニックBOOKでの学びが必須です。
解説
マルチホールビーズの技法書はほとんど見つからず待ち望んでいました。手元に置いて参考書的に見返したいです。
(東京都 あとりえ和みビーズ教室)
ビーズレーシングアクセサリーディプロマ講座を受講・修了し、ディプロマ証を取得すると
楽習フォーラム (一般社団法人楽習フォーラム推進協議会)に入会することができます。
※ディプロマ証の取得、 楽習フォーラムへの入会は任意です。
楽習フォーラムに入会すると・・・
針と糸でビーズを編むビーズステッチ。
繊細でありながらも自由な表現を楽しめるこのテクニックをさまざまな視点から幅広く、
体系的にまとめたカリキュラムがビーズアートステッチ『WIZシリーズ』です。
WIZには「達人」「エキスパート」の意味があります。
また「一緒に」「つながる」という意味のWITHと掛けて、「共に高めていこう」という気持ちを込めてつけました。
その名の通り、多くの達人たちの叡智を結集し、楽しく学び、制作しながら確かな技術が身につく楽習フォーラムが自信を持っておすすめするカリキュラムです。