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P 13.12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ジュエリークロッシェ認定教科書の「もっと作りたいMy Jewelry Crochet」

【ニュース】2009/12/1


ジュエリークロッシェ認定教科書「ジュエリークロッシェ教室」の巻末に、認定作品を応用した参考作品10点が掲載されていますので、それらの作品についてご紹介します。基本的には「認定課題レッスン1から8までを習得すれば作れる作品」というコンセプトだったのですが、デザイナーの皆さんが張り切ってくださり、レベルの高い作品も登場しています。


まず、認定を取得された方なら問題なく作れそうな作品が4点あります。P66「ループクロッシェのTenderly Flower ネックレス」(デザイン:多木佐瑤子)は、大きなビーズを使ってボリュームを出していますが、すべて鎖編み。P68「3パターンペレンのラリエッタ〜バイオレット ドレッシング〜」(デザイン:関けいこ)は3パターンの復習に使っていただきたい作品です。P78「チューブクロッシェの翠(すい)のネックレス」(デザイン:佐藤和枝)は、チューブクロッシェでよく出てくるスパイラル模様は必須作品でしょう。P70「小さなビーズボールのロングネックレスとリング」(デザイン:堤祥治子)は、ループの出る細編みでボールを編んでいます。

一ひねりしたペレンクロッシェの作品として、普通のペレンクロッシェでは飽き足りない中級レベルの方にお勧めしたいのがP67の2点です。「2パターンペレンのピコットネックレス〜ペパーミント〜」(デザイン:清水美和子)は、1パターンを繰り返して通したものを2パターンで編み、さらにビーズステッチの要領で飾りをつけていきます。「2パターンペレンのスロースパイラルネックレス」(デザイン:湯山裕美)は、3パターンを繰り返して通したものを2パターンで編むので、異なるパターンを入れて引き抜いていくことになります。
お教室で指導しながら作っていただきたい作品が3点あります。P71「細編みのネックレス〜リング・リング・リング」(デザイン:田中ゆかり)は、編物で使われる合成樹脂でできた半透明の輪「ニットリング」を使って編んでいます。リングを作るのはとても簡単でしっかり編める方法ですので、ぜひ一度試してみてください。

P72「ラウンドペタルのフラワーチョーカー」(デザイン:岸美砂子)は、円形に編んだ5枚の花びらをどのようにつなぐか、サイドのねじれた部分はどのように固定していくのか、教科書では紙面の都合で掲載できなかった詳細もキットレシピでは詳しく述べています。
P73「アンティークフラワーのネックレス」(デザイン:岡本恵子)は、レース編みでよく出てくるアイリッリュクロッシェレース風のお花が素敵です。使用している編目は認定の範囲内ですが、花びらの編み方は中級向けの内容ですので、作ってみると応用範囲が広がると思います。
最後に、デザイン面だけでなくテクニック面でもおもしろいのが、P76「チューブクロッシェのブレスレット〜カリブの瞳〜」。この作品を初めて見たときには、思わず息を飲んでしまいました。造形としても素晴らしいアーティスティックなこの作品は、教科書の表紙を飾ったレッスン7「ボールのブローチ〜アクアドロップ〜」と同じ木崎由美さんのデザインです。ボールのブローチが表紙に選ばれた理由は、この作品が今回の教科書のコンセプトを一番よく表していているからです。テクニックがあるけれど簡単で早く編める、でもアートとしてもコスチュームジュエリーとしても存在感のある、品のよい作品。ジュエリークロッシェ2009Styleが目指したものがここにあります。

 
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ビーズステッチ台湾上陸!

【ニュース】2009/12/1


台湾で、ビーズステッチの認定者が51名誕生しました。台湾では、岡添博子先生の指導でビーズスキルの認定講座もすでに開講していますが、ステッチは今回が初めて。指導されたのは、カリキュラム委員の安藤潤子先生です。
詳しくは2009年7月のレポート と 11月14日のレポート をご覧ください。

卒業式への出席と、第1回研修会指導のために私も台湾へ行ってきました。私は編物の講師をしていたときに、台湾で「ニットデザインセミナー」を指導していたことがあります。その後もいろいろな仕事で台湾を訪れ、訪れた回数はたぶん20回以上かと。台湾には親しい友人、お世話になった知人もたくさんいるのですが、皆さん日本語が上手なので、結局中国語は覚えず仕舞い。「ハォツー(美味しい)」と「シエシエ(ありがとう)」だけ知っていれば、美味しいものを食べさせてもらえますから。

研修会で通訳をしてくださったのは、今回の講座を卒業された林麗英さん。通訳や翻訳のお仕事をしているというだけあって、素晴らしい通訳振りでした。一つのクラフトを普及するのに一番大切なのは、「基本用語の定義づけ」です。共通の言葉を使わないと、意思の疎通ができなくなります。一つの動作を表すのにどの単語を使うかを決めるのは、難しい仕事です。でも、林さんのような方がいれば、台湾でも着実にビーズステッチが広がっていくことでしょう。
通訳を通しての講習は通常よりも時間がかかりますが、安藤先生の講座は日本と同じ1日5時間×6回の短期でした。しかも受講生は51名。何回かに分けてデモをする時間がないため登場した秘密兵器が「プロジェクター」。手元を大きな画面に映して全員の方に一度に見ていただくという試みです。今回も時間短縮のために、安藤先生にこの方法でデモを助けていただきました。スクリーンに自分の手元がどのように写っているかが安藤先生には見えないので、慣れるまでは大変だったそうです。今や安藤先生は後ろにも目がついているようで、その手際のよいこと。
今回の講座をきっかけに、Japan Designの教科書3冊が中文版で出版されましたが、2005年の認定教科書「針と糸で編むビーズステッチ」もパッチワーク通信社から中文版が出ています。このほかに、「やさしいビーズステッチ」が「Beadweaving Brilliance」として、基礎シリーズの「基礎のキソ」と「ペヨーテステッチ」が「Beadweaving Brilliance 2」として英文版で出版されています。
ビーズステッチは来年2010年春にお隣の韓国で短期認定講座がスタート、その後も香港、上海、シンガポール、マレーシア・・・とアジアのいろいろな国でも開かれる予定になっているそうですので、これからたくさんの国の方たちがビーズステッチを楽しんでくださることでしょう。



 
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ジュエリークロッシェ認定教科書 「ジュエリークロッシェ教室」

【ニュース】2009/11/27

 

10月8日全国の書店で発売されたジュエリークロッシェ認定教科書「ジュエリークロッシェ教室」は、もうご覧いただけましたか?本当は中身のことからお話したかったのですが、なんといっても注目されているのは本の「帯」です。「これなら編めるわよ」と推薦してくれているのが、親友である編物アーティストの広瀬光治先生。でも、顔写真と名前が、著者よりも推薦者のほうが大きい!きっと広瀬さんの本だと思って手にされた方も多いはず。そうです。そんな間違いを期待しての、これは明らかに「罠」なんです。

広瀬さんといえば、石川県金沢市にある「金沢21世紀美術館」で、「広瀬光治と西山美なコの"ニットカフェ・イン・マイルーム"」と題して今年4月から作品公開制作をしています。9月11日には作品完成内覧会が開かれ、私もレセプションに招待していただきました。パビリオンはまさに「おとぎの国」。中央に置かれたニットの「シンデレラの靴」は圧巻!広瀬ワールド炸裂でした。2010年3月22日まで公開されていますので、ぜひお出かけください。11月29日午後9時54分からTV東京の「ソロモン流」にも出演されますのでお見逃しなく!
 
さて本題ですが、今回の教科書の売りは、「コマ送り」のように丁寧な写真付きの作り方説明です。手モデルを務めてくれたのが、純銀クロッシェでもお馴染みの岸美砂子先生。そして、横でサポートしてくれたのが、門田ゆき子先生。私はPCのモニターで画像をチェック。手モデルから見てOKでも、画像になると欲しいアングルになっていないこともしばしば。コツは、「カメラのレンズに見せてあげること」。それに、一連の動作を所々静止して撮影するのは本当に難しいものです。

認定課題作品は編みやすさを優先したデザインで、レシピページに書かれている制作時間を見てもわかるように、1点30分から4時間以内で作れてしまいます。これは私や研究チームの制作時間のおよそ2倍で計算しています。初心者だと「学習する時間」が必要ですので、もう少し時間がかかりますが、ビーズが糸に通っている「スルーキット」を使えば、何と14時間半で8点が完成してしまいます。



おまけにDVDもついています。本には掲載されていない「ループ&ペレンのかんたんネックレス」の作り方をご説明しながら、ジュエリークロッシェの基礎をご紹介しています。よくある「型にはまった真面目なDVD」ではつまらないので、私の授業をそのまま再現したいと思って作りました。ご覧になった方からは「先生らしい語り口調でまるで水野先生に自宅で教えて頂いているようでしたヽ(^o^)丿」とうれしいメールをいただきました。NHKの「おしゃれ工房」に出演された清水美和子先生には、体験会風景を取材させていただいただけでなく、作品のプロセス撮影にも立ち会ってもらいました。私があらぬことを口走らぬように、老眼で間違えて編まないようにと監視役をお願いしました。
オリムパス製糸の社長がこのDVDをご覧になって、「これなら絶対だれでもわかるよ」と太鼓判を押してくださいました。かぎ針は苦手と思っている方、ビーズは初めてという方も、どうぞこの本とDVDでスタートしてみてください。そしてぜひ、お教室へ出かけてたくさんのお仲間とコスチュームジュエリーの手作りを楽しんでください。
ジュエリークロッシェ2009styleのご案内>>


ジュエリークロッシェ通信認定講座のご案内>>


 
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平山みき デビュー40周年記念コンサート 裏話

【ニュース】2009/11/27

 
ことの始まりは、8月に日本橋三越で開催された「桂由美・假屋崎省吾 美の饗宴」を平山みきさんと一緒に見に行ったときのこと。桂先生デザインのドレスを見ながら、平山さん:「私、40周年のコンサートで着る衣装を今デザインしているのよ。」 水野:「アクセサリーはどうするの?」 平山さん:「イメージに合うのがなかなかなくて・・・」という訳で、楽習フォーラムのデザイナーの皆さんにお願いして、平山さんの衣装に合わせてコスチュームジュエリーを作ってもらうことにしました。
とりあえず、ということで平山さんが自分で描いたドレスのデザイン画をファックスしてくれて、「黒留袖をリメイクしたドレスで、裾には獅子の模様が入っている」と獅子の模様の写メールが届きました。でも、このほかに黄色のドレスとアンコールにはブルーのドレスもあるとか。これは皆で力を合わせなければと、黒と黄色のドレスのデザインを専任講師の皆さんに見ていただいてコンクール形式で応募していただくことになりました。ブルーのドレスは平山さん自身がイメージをデザインし、たくさんの作品集の中から「この人」と平山さん自身が選んだ渡辺由美子先生に制作をお願いすることとなりました。このところコンテスト続きだったので、何点集まるか不安でしたが、何と応募総数142点。セレクトまでに何とか間に合わせてもらった衣装を着て、実際に作品を身につけて選びました。パーティー用と違って、ステージ衣装は遠目が効くような派手なものでなくてはなりません。1点つけただけでは物足りなくて、ネックレスは2点を組み合わせたり、ベルト風にあしらったり、ヘッドドレスとして使ってみたりと、平山さんと二人何度も試行錯誤を繰り返していったところ、気づいたら1着の衣装に5〜6点の作品をつけていました。
でも、平山さんがつけるとちっともおかしくないから不思議。「私は派手だから」と笑っているけれど、やっぱりスターのオーラというのは特別です。当日の衣装にはつけられないけれど、平山さんが「これ好きなのよね」と選んだ作品が6点。普段の衣装にもよく似合っていて、「これからはこういうコスチュームジュエリーをつけたいな」と言ってくれました。
平山さんのライブレポートではのデザインされた方のお名前とともに、それぞれの作品の画像をご紹介していますのでぜひチェックしてください。でも、やっぱり身につけてこそそのよさがわかるのがコスチュームジュエリー。平山さんが身につけた写真も撮らせていただいていますので合わせてご覧ください。


作品:岡本恵子 作品:長井光代 作品:和田圭子
作品:清水美和子 作品:腰本幹子 作品:山崎初美


40周年記念コンサートの第1弾は、デビューした日と同じ11月10日に六本木のライブハウス「スイートベイジル139」で行われました。当日は作品のフィッティングをお手伝いしに、リハーサルからお邪魔しました。つける位置は大体決めていたのですが、短い時間で衣装を替えなければならないので、もう一度スタイリングしながら作品をカツラや衣装に縫い付けさせてもらいました。私は以前、ファッションショーのフィッター(ショーの間にモデルさんをすばやく着替えさせる仕事)をしていたことがあります。そのときの経験が生かされアンコールの1分30秒で、カツラ・衣装・靴・15点以上の作品の交換にも成功。


 
  
ライブが終わって客席で見ていた皆さんから聞いた感想は、「こんなに楽しいと思っていなかった」「思いっきり盛り上がれました!」「コスチュームジュエリーが衣装と合っていてとっても素敵だった」と皆さん興奮して話してくれました。このコンサートは次に4月10日、京都の上七軒で行われます。今度は私も客席で「スター 平山みき」をたっぷりと楽しませていただきます。関西方面の方、ご一緒にいかがですか?


 
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