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東北関東大震災支援キットにかぎ針編みマフラーが登場

【ニュース】2011/12/01

 

 遅ればせながら、かぎ針編み作品の支援キットを作りました。今年の秋はいつまでも暑さが続いたのでのんびりしていたら、あっという間に寒さ到来であわてて企画を進めた次第です。

 毛糸は、クロバー株式会社が無償で提供してくださいました。「リズム」という糸で、太いところと細いところが繰り返される、きれいなブルーと白が混ざっている変わり素材です。ストレートヤーンに比べるとちょっと編みづらい面もありますが、なんといっても「ちょっと見は上手と下手にあまり差がない」というのがメリット。
 かぎ針はクロバー株式会社が提唱している「外でみんなで編み物をしましょう」という編み物推進イベント「ニットアウト」(http://www.clover.co.jp/knitcafe/)で使われているジャンボかぎ針です。これを必要に応じて貸し出してくれることになっています。
 デザインはニットデザイナー小須田逸子先生(トレマーガ主宰)が引き受けてくださいました。リクエストしたのは、「1玉で誰でも完成できる、老若男女が使えるアイテム」という難題。試行錯誤の結果、ミニマフラーとなりました。これなら、首に巻いてどなたにでも防寒に役立てていただけるし、首元のおしゃれも楽しんでいただける自信作です。

 問題は「本当に誰でも編めるのか」ということ。長編みを使った往復編みだし、変わり素材は初心者にとっては難しいかもしれない・・・。そこで、皆さんにお知らせする前に、楽習フォーラムで検証を行うことにしました。実験台として協力してくれたのが、楽習フォーラム事務局の若手ホープ、クロッシェカフェ担当の野中博史さん。今年4月にホビーショーで萩原直美先生(ニットスタジオHA-NA主宰)の体験コーナーで生まれて初めてかぎ針を持ったという超初心者。もちろん、それ以来編み物なんてしていませんから、うってつけの実験台です。
 いよいよ「母と子の編み物教室」がスタート。この様子は野中さんの体験記をご覧ください。久しぶりに超初心者を指導することは、私自身にとってもよい勉強になりました。どこを注意してあげると失敗なく楽に編めるのか、たくさんのポイントを知ることができました。これらは、指導される会員の皆さんへ指導マニュアルとしてお知らせしますね。

 野中さんは、1時間の指導と、自宅で休憩しながら2時間ほどの作業で完成できたそうです。このマフラーは、経験者なら1時間で完成できますが、初心者には3時間くらいの指導時間を予定していただければその場で完成できると思います。もし、それほど長く時間がとれない場合には、「あとはご自宅で」という方もいらっしゃるでしょう。でも、野中さんのような超初心者でも自宅で残りを完成できたのですから、大丈夫だと思います。

 ちなみに、男性でも使っていただけるマフラーだということを広報するために、野中さんにモデルになっていただきました。カメラマンは「韓流スターのヨン様」をイメージして撮影したとのことですが、なかなかよく似合っていると思いませんか?

くわしくは
「愛・手づくり支援フォーラム」支援キットプロジェクト
「かんたんミニマフラーが仲間入り!」
をご覧ください。




 
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ビーズアートジャパン大賞2011 表彰式

【ニュース】2011/12/01

 
 11月23日(水祝)から28日(月)まで、上野の森美術館ギャラリーにおいて「ビーズアートジャパン大賞2011」コンテストの入賞作品を含んだ作品展示が行われ、11月24日(木)には表彰式とレセプションが開催されました。今回は、そのレセプションパーティーで行われた「審査員トークショー」の模様をお伝えしましょう。
 MCは「ニットの貴公子」でお馴染みの広瀬光治先生。広瀬先生の講演はどこでも人気で、いつも会場を沸かせます。見事な構成と、各話し手へのバランスのよい振りに加え、時間ぴったりに終わらせるテクニックはまさに「トークショーの達人」。宴席で多少お酒が入っていたのと、楽習フォーラムに慣れているせいか、いつもより少しざっくばらんな話し方でした。ちょうど私たちの真ん前のメインテーブルでステージに背を向けて座っていらした桂由美先生まで話題にしてしまうところはさすが。実はこのとき桂先生はちょうど小龍包を口に入れようとしていたところだったのですが、広瀬先生の一言で全員の注目を浴びてしまいました。私も広瀬先生の話に合いの手を入れて桂先生に話しかけてしまったので、気分を害されたのではと心配になり後でみなさんに様子を聞いたところ、少女のようにかわいらしい顔ではにかんで笑っていらしたそうです。桂先生って本当に素敵な女性です!  

 さて、本題に戻りましょう。トークショーで最初に審査の感想を述べたのが、コスチュームジュエリー研究家の渡辺マリ先生でした。マリ先生が審査で最も重要視されていたのが、このコンクールの必須条件である「コスチュームジュエリーであること」。マリ先生いわく、「コスチュームジュエリーは本来着る人とその服を引き立てるものであって、それ自体が目立つだけのものはコスチュームジュエリーとは言えない」。審査のときも大ぶりな作品に出合うたびに、マリ先生にコスチュームジュエリーかどうかをお訊ねすると、「これを身に着けて外を歩けますか?」という言葉が返ってきます。アートとして素晴らしい作品でも、このコンクールの主旨であるコスチュームジュエリーでない場合には、残念ながら評価は下がります。マリ先生が審査員特別奨励賞に選んだ作品は、今回の応募作品の中で最もコスチュームジュエリーらしいものでした。
マリ先生がコスチュームジュエリーではないとした数点の作品に対して、「いや、これもコスチュームジュエリーだと思う」とご自身の意見をはっきりと述べられたのが、桂由美先生のコスチュームジュエリー制作を担当する藤原綾子先生でした。パリコレクションなどステージで見せるコスチュームジュエリーを制作してきた藤原先生にとっては、普通の人が派手だと思うものでも着こなしによっては立派なコスチュームジュエリーとなるのです。藤原先生自身が大胆なデザインのコスチュームジュエリーを普段から着こなすことができる方だということもあるのでしょう。藤原先生が審査員特別奨励賞に選んだ作品は、大きな金魚がモチーフになっており、審査途中ではコスチュームジュエリーと呼べるかどうかの議論がありました。でも藤原先生が身に着けてみると、少しも違和感がなくてよくお似合いになっていたので、みなさん納得。 

 私たちがトコトンこだわったのが、「実際に身に着けてみてどうなのか」ということ。本審査の間中、作品をトルソーにかけてみたり、自分で身に着けて鏡を見たりと大忙しでした。


(女性陣に交じって加山忠則先生も試着されていました!まるでヨーロッパの貴公子のようです) 


 確かに置いてあるときと身に着けたときでは、その良さも悪さも変わります。展示会場で作品を見た方の中には、「なぜこの作品が上位ではないのか、なぜこの作品が賞をもらえたのか」と思った方も多かったはず。でも、トルソーにかけてライトアップされた状態と、実際に身に着けた状態とではかなり印象が違うものも多かったのです。「写真美人」「トルソー美人」「ライトアップ美人」「ボディー美人」などいろいろありますが、今回は「ボディー美人」であることに焦点を合わせて審査されています。 

 広瀬光治先生の審査員特別奨励賞は、広瀬先生ならではの視点で選ばれた作品です。ネックレス部分が見事なマイクロマクラメで作られていました。細い糸でビーズを入れながら編むマイクロマクラメは、アメリカで数年前から話題になっています。 

 私が選んだ審査員特別奨励賞は、一見地味な作品です。テーブルの上に置いてあったときには羽根つきや独楽など日本のお正月が題材なのね、程度の感想でした。でも身に着けたとき、この作品が立体的になり、突然呼吸し始めました。この写真は本審査直後に撮影されたものです。何時間もなりふり構わず審査し、お化粧も取れて疲れ果てていた私に、この作品は一瞬にして元気をくれました。子供の頃家族で過ごした楽しい記憶がよみがえり、黒一色の暗い洋服をぱっと華やかにしてくれました。私にとってはまさに「元気に美しくしてくれたコスチュームジュエリー」です。 

 この作品を作られた柳原美津枝さん、元気をありがとう!副賞に差し上げたビーズステッチのキットは、アメリカのビーズ作家、ローラ・マッケイブのものです。ローラは東日本大震災の義援金集めに行われたトーホーのチャリティーにたくさんのキットを提供してくれました。6月にアメリカで会ったときに、ローラがどれほど日本のことを心配していたか。ローラの思いを伝えたくて、表彰式ではローラの作品を身に着けました。私を含め、日本中の女性がもっともっと元気で美しくなるように、私も頑張ります! 


 
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ビーズアートジャパン大賞2011の審査

【ニュース】2011/11/15

 
  今回のテーマは「日本の女性を元気に楽しくする」。審査をした第一印象は、例年以上に力作・秀作が揃っていたこと。まさに今年は大和撫子の年でしたね。

  第1次審査は作品を写真で審査するのですが、これがまた難しいのなんのって!次回応募される方のために一言。「作品にピントが合っている写真を送ってください!!!」 信じがたいことですが、ぼやけていて何が何だかわからない写真が送られてくるんです。アクセサリーを撮影するのは確かに難しい。十分承知してはいますが、大切な応募作品です。もっとちゃんと撮影してあげてください。どんなに実物が良くても、審査対象外となってしまうことがあります。それから、フラッシュ撮影にも問題があり。素人がフラッシュを使うのは難しいとは思いますが、実物とまったく違う色に写ってしまった写真はNGです。念のためと思われたのか、いろいろな色に写っている写真を複数送ってくださる方がいますが、これもまた判断に困ってしまいます。また、バックにいろいろな飾りものが置いてあってどれが作品なのかわからないとか、バックの色が作品を損なってしまっている写真も不利です。
  応募総数1103点の写真を一枚一枚丹念に拝見するのには、相当な時間がかかります。何度も見直し、合否の基準がぶれないように慎重に討議を重ねた結果、304点が選ばれました。そして、いよいよ実物を拝見できる2次審査へと進みます。

  今回の審査員の平均年齢はこれまでより若く(たぶん平均50歳くらいかと・・・)、みなさんの審査に向ける意欲も並々ならぬものがありました。コロネットのセミナールーム2か所に並べられた作品を、時間よりも早く来てみなさんじっくりとご覧になっていたのが印象的。今回はどのように審査を進めるか、というところから話し合いが始まり、講習会以上に熱く語り合いました。そして・・・・。

  ここから先の詳しい様子は、11月24日に開かれる表彰式後のレセプション会場でお話しすることになりました。実は、白熱した審査が終わった後に審査員のみなさんから、「この審査状況をぜひみなさんにお伝えしたい」という提案があり、なんと審査員でトークショーをさせていただこうということになりました。どのように審査が進められたのか、何が良くて何が良くないと評価されたのか、表彰式でのあらたまった審査講評とは別に、「ぶっちゃけトーク」をしようと思っています。MCは広瀬光治先生が名乗りをあげてくれました。きっと辛口トーク炸裂の、おもしろいトークショーになることは請け合いです!今回見事入賞され、レセプションに参加される方、楽しみになさっていて下さい。

 入賞作品を含む304点は、11月23日〜28日、上野の森美術館ギャラリーに展示されます。審査の結果選ばれた、素晴らしいコスチューム・ジュエリーの数々をぜひ実際に間近でご覧下さい。

ビーズアートジャパン大賞2011 受賞者発表ページはこちら

ビーズアートジャパン大賞2011 展覧会 ≪入場無料≫
・期 間 11月23日(水祝)〜11月28日(月)
・時 間 11月23日(水祝)は13時〜17時
        24日(木)〜28日(月)は10時〜17時
・会場 上野の森美術館ギャラリー(東京都台東区)
      ご案内のPDFが開きます


 
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アクセサリー王子、加山忠則

【ニュース】2011/11/1

 
  12月に「加山忠則スペシャルデザイナーセミナー」が開催されます。実はこの企画、仕掛けたのはこの私。ですから、今回は加山忠則先生、通称のりちゃんについて、ご紹介させていただきます。
 初めてのりちゃんに会ったのは、2007年7月の「出版10冊記念パーティー」。名前が男っぽいくせに「ちょっとオネエ系?」と感じたのは、今思えば初対面の緊張と女性に囲まれたパーティーの席でお酒が入っていたせいだったかも。身につけていたアクセサリーに関するコメントにとても説得力があり、この人がデザインしたアクセサリーを一度身につけてみたいと、ふと思いました。

 その後いろいろなところで再会するものの、ゆっくり話しができたのは今年1月の伊勢丹新宿店の「春のビーズコレクション」。展示即売していると聞いてたずねていったところ、運よく売り場にのりちゃんを発見。「私に似合うネックレスを選んで欲しい」とお願いしてみました。私が出したリクエストは、「付け心地は肩が凝らないけど存在感があり、つけはずしが簡単なネックレス」というものでした。いくつか選んでいただいた中で決めたネックレスは、私のお気に入りの1点です。セミナー初日につけていこうと思っていますから、受講される方はお楽しみに。
 そのとき売り場にあった作品を見て、今までの楽習フォーラムの皆さんのデザインとは「何か違うもの」を感じました。男性作家だからとか、天然石を使っているからとかいうことではなくて、何かが違う・・・。たぶん、作る過程の楽しさや、テクニックの難易度ではなくて、身につけたときのことを一番に考えているという感じ。

 「この違い」を楽習フォーラムの皆さんにもわかっていただきたくて、のりちゃんにデザイナーセミナーをやっていただこうと提案をしました。しかし、依頼交渉は私の責任となり、直接会ってアタックすることになりました。ワイン片手に、生牡蠣を食べながら、まずはのりちゃんの身辺調査を開始。

 ビーズに関するプロフィールはだいたい知ってはいたものの、それ以外の経歴については聞いてびっくり!なんと、国立音大の声楽科卒業で、イタリアンのシェフをしていたこともあるというマルチ人間。(ブログを見ると、確かに食べものが良く出てきます。)ですから、話題も豊富。よく食べ、よく飲み、よくしゃべり、よく笑う、礼儀正しく心優しい好青年がその素顔でした。初めて会ったときよりも、ちょっと男っぽくなってきたなと思って、思わず聞いてしまいました。「なんか心境の変化あった?」

 のりちゃんのホームページhttp://www.tadanorikayama.com/を見ていただければ、どのような作品を作る人なのかわかっていただけるはず。舞台衣装や美術展のために作られたのりちゃんの作品はもちろん凄いけれど、私は普段身につけられる上品なコスチュームジュエリーにこそ、のりちゃんの育ちの良さが表れていると思います。材料を厳選してフランスまで行ってしまうのりちゃんは、いったいどこでこんな素敵なパーツを掘り出してくるんだろう、と感心しています。

  セミナーでは、本物のアーティストが、どのようにしてビーズや材料と向き合い、モノ作りをするのかを皆さんご自身の目で確かめてください。間違いなく、皆さんの制作活動の刺激になることでしょう。



 
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