今回は東松島へステッチのネックレスを皆さんと一緒に制作してきました。
東松島への交通手段は津波の影響で線路が流された為仙石線の松島海岸から矢本駅まで臨時JRバスが運行しています。
当日は雨が降っていることもありとっても寒くバスから見えるのは廃墟となった家屋、野蒜駅に置き去りにされた電車がまだ片付けられないままの状態がなんだか震災のまま時が止まっているようで寂しい気持ちで会場に到着しましたが、お集まりいただいた皆様はとても熱心に私のレクチャーを聴講し、ネックレスを製作してくださいました。15人全員が2時間以内に終了しとても優秀な皆さんでした。今回は私一人が講師だったので以前石巻で関先生、佐藤先生、渡辺先生が主催してくださった活動に参加いただいた方に講師のお手伝いをいただいたおかげだと思います。先生方の被災地の皆さんを想う気持ちが届いたのかな…と。人は辛い経験をしてきたほど人に優しくできるといいますがまさに言葉通りだと活動する度に感じます。震災時に暴動が起きないことが話題に上がりましたが、辛い経験を体験したからこそ一生懸命に生きようと思うし心も強くなれるのだと実感しました。 |