楽習フォーラム活動表彰 受賞者紹介

平成29年度、社会に向けて活動されている先生方をここに表彰させていただきます。

エントリーいただいた活動は全てすばらしいものでした。

中でも、地域社会や行政と連携し、楽習フォーラム会員のモデルケースとなる活動を選出しました。

ベストプラクティス賞

正木 ゆかり先生(大阪府)

活動のお写真

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活動内容・実績(要約・抜粋)

太子町高齢介護課が主催する「介護予防講座」のひとつとして、高齢者の方々に花のブローチづくりを担当。事前準備や手順を工夫し、施設スタッフ看護士と協力して、身体の不自由な高齢者の方も含めて全員に達成感や喜びを伝えた。高齢化社会における楽習フォーラム会員のひとつのスタイルとして高く評価しました。

コメント・メッセージ

手足が不自由でも「自分でできた!」という喜びや自信につながって欲しいと意識して、ゆっくりでも、すぐに手伝わずに、隣で励ましながら手助けするというスタンスで、各テーブルにお手伝いするスタッフさんについてもらい、皆さん上手に作られていました。
今後、デイケア施設でもビーズ教室の話がきているので、多くの高齢者にレッスンをしていきたいと思っています。
また、将来は学童クラブのようなところでも活動して、子供さんに「つくる喜び」を感じて欲しいと思っております。ビーズを通じて、いろんな方々と繋がりビーズの楽しさを伝えていきたいです。

グッドプラクティス賞

秋山 仁美先生(福島県)

活動のお写真

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活動内容・実績(要約・抜粋)

デコもち認定資格を取得し講師として活動するなか、福島県産のだんご粉を使って、農業振興政策と連携し、ふくしま地域産業6次化商品として認定を受ける。教える・作る・売るという活動をより大きくするために、国や自治体の政策に連動した点を評価しました。

コメント・メッセージ

どんどん新しい事に挑戦!!ではなく2017年に活動してきたことをしかっり見直します。
6次化商品では、福島の「福」と同時に、全国、そして海外に羽ばたける様に、日本の象徴である富士山の絵柄に、「日本」「japan」の文字を入れた、プチプレゼントをしっかり作り、日本の文化ハレの日に可愛いデコもちでお祝い出来る様にカタログ商品、オリジナル商品に力を入れながらも、講師とイベント出店していきます。
また、デコもちをみて感動した!Artだね!と聞いたときに、やはり特別な日に食べて頂きたいとの思いと、うちの子も含め、ご飯は食べないけれど、デコもちだと食べてくれる!という日常茶飯事の、両方兼ねそろえている万能デコもちを沢山の方にお伝え、お届けしたいです。

精力的に活動が出来たのは家族の支えと理解があったからです。子供が小さいからとチャンスを逃すのではなく、ママ達だから出来る事、女性だから出来ることを大切にし、家族以外でも助け合える、自由に家族が出入りできる、地元で頑張っている人たちが気軽に集まれる交流場所を作る。そして、夢や希望を与えれる人になる。
今より少し大きな菓子製造場、小さな事務所を持つ事が、私の5年後の夢です。

入賞

多田 葉津絵先生(山形県)

活動のお写真

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活動内容・実績(要約・抜粋)

プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーの技能を活かして、行政や教育機関と連携し、長年にわたって子供の教育(花育)に取り組んでいる。学校での取り組みは、2017年度に教師・生徒・保護者にむけて5校400名近くに指導。技能を活かして、継続的に子どもの教育に貢献するモデルケースとなります。

コメント・メッセージ

デコ巻きずしはテレビ放映などして頂き、山形県で幅広く知れ渡ってきました。JAはじめ山形市や県関係機関の講習会ではすべて山形県産米「つや姫」を使用。今後さらなる「米」消費へ貢献できるよう努めたいと思います。

花育では、現在3歳・4歳・11歳の女の子に親と一緒に楽しみながら自然体で指導しています。小学校卒業の親子コサージュ作りを年間事業として、今年も3校で企画してくださいました。チャレンジ学年=木花、ひまわり学年=ひまわりなど、学年に合ったデザインを提供しています。親子がそれぞれのコサージュを付け卒業する姿・中学校に入学する姿を夢に描き素敵な一ページになりますようにと念じながら考案し続けます。
また、山形市の事業として、野草園で10年間、園にある木の実やドライ花とプリザーブドを使ってアレンジしています。

いずれの分野に於きましても、いかに早く、簡単に理解していただけるか何度もシュミレーションして指導に望んでいます。自分の輩出した認定講師ともども、デコ巻きずし・デコもち・お花のすばらしさを地元から発信してゆきたいです。

入賞

たなか ゆかり先生(愛媛県)

活動のお写真

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活動内容・実績(要約・抜粋)

愛媛県で高齢者をモデルに起用したプラチナシニアファッションショーを企画・実行。モデルを募集し、コスチュームジュエリー作品を提供して百貨店等で2回のファッションショーを開催した。楽習フォーラム会員は教室や創作を通じて地域にコミュニティを生み出す力をもっています。この活動は、コミュニティリーダーシップを活かし、地域住民の活性化を実現した実例として選出しました。

コメント・メッセージ

ビーズステッチに、ジュエリークロッシェ・モードジュエリー・ソウタシエなどのコスチュームジュエリーを、皆さんのお洋服と組み合わせ、出演者の方々と一緒に試着をしながら考えてお楽しみ頂いています。おしゃれをすることで目がキラキラと輝いて、足の悪い方も「ランウェイを素敵に歩きたい」とウォーキングを練習して当日を迎えたりと、このファッションショーが、シニアの皆さんの刺激や楽しみになっているのを実感でき、私も元気をもらっています。
手間のかかったアクセサリーにお褒めの言葉を頂くことも多く、アクセサリー達も光を浴びながら喜んでいるように見えます。
シニアの方がおしゃれをすることでいきいきする様子に感動し、ビーズを通してみなさんの健康や生きがいにつなげられたことを嬉しく思います。

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