授業終了後、ひき続いて卒業式を開催。
安藤先生から認定証を、水野先生からはお二人のサイン入り「はじめてでも編めるビーズステッチ教室 ジュエリーステッチ」書籍を1人ひとりに手渡し、3人一緒に記念撮影。全員笑顔で修了となりました。
夜には交流会が開かれ、テーブルを囲んで和気あいあいとした雰囲気の中、全員で楽しい時間を過ごしました。
安藤先生はことしの夏から中国語のレッスンを始めたそうで、簡単な会話は中国語でコミュニケーションが図れるほど。生徒からのさまざまな質問にもテキパキと答え「これから一緒に台湾でビーズステッチを広めていきましょう」と一致団結。強い絆が誕生しました!
コメント:安藤 潤子 |
初のビーズステッチ海外進出にあたり講師を担当させていただきました。
台湾については、かなり乏しい知識で赴きました。現地の様子は事前にはほとんどわからず、心配な事も沢山ありました。まず参加人数がとても多かったこと(一人一人の顔を見て、しっかりコミュニケーションがとれるかどうか)、受講生の技術レベル(初心者が多すぎる場合、どう配慮していくか)。通訳を介するということ(話す内容や手順、デモンストレーションなど指導ポイントを絞り込む)、デモンストレーションはプロジェクターを使うということ(上手く機能するのかどうかは、現地に行かなければわかりません)。とにかく私にとっては初めてのことばかりでした。しかし「ステッチの楽しさ、奥深さを知ってもらいたい」という気持ちが一番大きかったので指導にあたる事への不安はありませんでした。
会場は台湾北部「台北」です。台湾は想像していたより遥かに都会でした。参加者は三十代半ばから四十代が一番多く、年配の方もちらほらいらっしゃる感じです。不思議なことに本部のセミナーにみえる先生方と同じ雰囲気を感じました。後でうかがうと、ビーズスキルを取得され講師として指導にあたっている方も多いとのこと。会場は静かな熱気に包まれており、皆この技術を理解し、取得したいという気持ちが高く指導する側にとっては最高の環境でした。 |
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心配していた諸々の事も、現地スタッフの機転や日本人講師を好意的に受け入れて下さる参加者の皆様に助けられ、非常にスムーズに解決していきました。またアシスタントとして日本から同行して下さった森山慧子さんのサポートも本当に心強く、感謝しています。
受講生の中には初めての針糸に苦戦されている方もいましたが「デザインが素敵なので早く身につけたい」と楽しみながらも一生懸命取り組む姿を見るのは幸せな事です。徐々に受講生と私の距離も縮まり、台湾のスタッフとの信頼関係もでき、会場が一丸となってこの台湾第一期を成功させようという気迫が出てきました。
皆様に助けられ、無事台湾第一期生51名を合格に導くことができ、認定証を渡す事ができました。この場所に集い、皆で学んだ時間は非常に貴重なものであり、皆プライドを持って台湾でビーズステッチの指導にあたって下さる事と思います。講師として、また、私個人としても貴重な経験になりました。台湾第一期生はビーズステッチのスタートラインに立ったところですが、ビーズステッチに非常に興味を持って下さっています。台湾デザインのステッチが見られる日も近いかもしれませんね。ありがとうございました。
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翌日15日には、高雄で体験会を開催。午後2回、計28名の皆様にビーズステッチを体験していただきました。
現在台湾では、以前の日本と同じようにテグスのビーズが主流です。参加者のほとんどはビーズステッチが初めてという方たちでした。
会場にはビーズステッチJAPAN Designの認定教材、パリュール、レビューの全作品を展示していたところ、皆様から「デザインが素敵」「作ってみたい」「どうやって作るの?」と大変興味を持っていただくことができました。
体験会のアイテムはビーズステッチJAPAN Designのレッスン2パリュール「フェアリーブレスレット」です。
安藤先生から針と糸の使い方など、基本の動作から指導していただき、早い人は1時間少しで完成し、さっそく身につけて帰っていただきました。
受講者の中には、台湾で販売されている日本語の「基礎シリーズ」「ジュエリーステッチ」の書籍を購入して、いろいろ作っているという人も。以前から興味を持っていたということで、体験会終了後、すぐに短期認定講座にお申込みいただきました。
台湾で広がるビーズステッチの輪!
台湾を皮切りに、今後も韓国、香港、上海、シンガポール、マレーシアなど、アジア各国で展開していく予定です。
これからもどんどん「ビーズステッチ〜JAPAN Design〜」を世界に向けて発信していきます。皆様お楽しみに!
水野久美子先生のコーナーMIZUNO PRESSでも台湾研修会の様子を紹介されています。
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