10月29日(土)に亘理町宮前仮設住宅集会所にての無料キットを使用したレッスンを行いました。3歳の年少さんから最高齢85歳までの方々が手作りの時間を楽しんで下さいました。
午前中は、ジュエリークロッシェで作るストラップと子供用のブレスレットを作りました。
かぎ針編みは久しぶりで忘れちゃったと言う方もいらっしゃいましたが、早く作り終えた人が周りの人を教えると言う感じで和気あいあいと時間が進みました。
教え合うことで生まれる触れ合いも今回の目的の一つだったので、とても嬉しい光景でした。
午後からはビーズステッチのネックレスと子供用のストラップを作りました。
午前から引き続きご参加下さる方や、飛び入りで参加して下さる方、子供用のキットを作り終えた子供たちも参加してくれて、予定より多くの方が参加して下さいました。
ネックレスを作られたお母さんたちは「数日後が授業参観だから、このネックレスを身に付けて行こうか。」「そうだね。お揃いだね〜。」と話しておられて嬉しかったです。
ご参加いただいた方からは、「楽しかった。」「久しぶりにこういう時間が持てた。」「手と頭の運動になった。」「時間を忘れて過ごせた。」などの言葉をいただきました。
年配の女性の方は、長年編み物を楽しんで来られたそうですが、津波で全て流されてしまったので、棒針の太さにお箸を削って糸の様な物を利用して編み方を忘れないようにされていたそうです。
ハンドメイドは必需品ではないかもしれませんが、手を動かし何かを作りだすという行為は、人としてとても大切なものなのだと再確認する機会ともなりました。
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