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2012.02.01

「愛・手づくり支援フォーラム」支援キットプロジェクト  開催報告レポート

Vol.19
 福島県郡山市開催 日野 公代さんからのレポート

2011年12月15日 郡山市緑ヶ丘応急仮設住宅集会所
参加予定人数 参加者 大人20 人

緑ヶ丘応急仮設住宅は原発事故の影響で避難されている富岡町の方が、111世帯180人が居住しています。
この日は小雪が舞い、寒い日でした。
コープふくしまの依頼で開催が決まり、スタッフと共に30分前に集会所に行くと、待ちかねた参加者が続々と集まって来ました。
高齢者も多く参加くださいましたが、今回は男性の参加者がお二人。お一方は自治会長の北崎さん。「男でも大丈夫ですかねえ・・・。」と、ドキドキしながらの参加でした。
「とにかくゆっくり進みましょう。まちがったかな?と思ったらすぐに手をあげて。」と言うと、何度も何度も手を挙げては慎重にお作りになりました。「会長さん、上手!」と周りの女性に褒められ照れながらも、最後まで集中していました。
仕上がりも大変きれいで、上手に完成しました。丁寧にコツコツやることが、いい作品には大切な要素ですね。

 全員完成し、ニッコリ記念撮影。「ビーズしたいので、有料でもいいからまた教えに来て下さい。」と新たな意欲にも繋がったようです。要望が多かったため、近々また開催予定しています。


 
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2011年12月16日 コープふくしま生活文化グループ郡山デポ2階組合員室
参加予定人数 参加者 大人4 人

 郡山市は現在、逃げ惑う状況ではなく、一定の落ち着きを取り戻した段階に移行し、一定の濃度の放射性物質による汚染が残った「現存被ばく」という状態と言われています。今も各地で放射能の学習会、セシウムを減らす調理法、陰膳方式による食事からのセシウム摂取量の調査など、学習会や除染活動など、「放射能」の関連した文字を見ない日はありません。
  心穏やかな元の暮らしを取り戻すまでの道のりは長く遠いものになるでしょう。
「よく考え、学習もしました。放射能のことも理解できました。この地で暮らし子供を育てて行きます。だから、何か楽しくなるリラクゼーションの企画ないですか?」と、ママたちの声。
  大島小学校の学区でコープの委員会活動をしている委員さんと西ブロックのブロック長新田さんと五十嵐さんが仮設住宅での支援活動を知り、「私たちにもできるなら、ビーズやらせて欲しい!」「素敵なデザインだし、是非!」と連絡がありました。
  人数が少なかったせいもありますが、若さのパワーで一気に編み上げ、素晴らしい集中力で1時間半後にはコーヒーを飲む、ゆとりを見せてくれました。
  「とにかく楽しい。」「難しいけど頑張った甲斐があった。」と、ニッコリ。「同じものを作ったのに、自分の作ったものは、(子供のように)可愛い・・・」としみじみ眺めるのも、よくわかります。私も忙しいとなかなか制作出来ませんが、作ったらすぐに着けずにはいられないほど嬉しいものです。やはり、手作りっていいですね。



「愛・手づくり支援フォーラム」支援キットプロジェクト関連ページ

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・水野PRESS 支援キットビーズ教室ページ

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