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■プロフィール
 
楽習フォーラム 
ビーズステッチ講座
 
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2008年は大忙し
〜カリキュラムができるまで〜
【ニュース】2008/12/22
2008年は私のビーズ人生において、最も忙しい一年となりました。
今までは一年に一つずつしか新規講座を立ち上げていなかったのですが、今年は春にビーズステッチの上級講座、そして秋には皆様待望のビーズクロッシェの講座と、二つの新規認定講座を発表することとなりました。
 
1. 企画    
講座を立ち上げるというのは、皆さんの想像以上に時間と労力のいる仕事です。

まず、講座の趣旨・コンセプト・方向性・顧客のターゲットをスタッフと確認するミーティングを何度も繰り返します。と同時に、テクニックを分析して指導すべき内容をセレクトし、難易度などを考えて順番を組み立てていきます。
そこで初めて認定課題作品の企画に入ります。
 
「何日間の講座で何点の作品を指導するか。」「基本的なテクニックの他にどんなテクニックを一つの作品に盛り込むことができるか。」など、さまざまなことを考えながら、私の頭の中でたくさんの要素がパズルのように組み立てられていきます。
   
2. 作品依頼    
骨組みを決めた段階でデザイナーの方たちに、作品依頼をします。
出来上がったデザインをたたき台にして、 「アイテム・ビーズの種類・色合いや雰囲気などが偏っていないか。」「制作時間のボリュームは、多すぎないか。」「作品のキット価格はバランスよく適正か。」「キットの部材は大量仕入れができて安定供給が可能なのか。」 などなど、あらゆる観点から何度も何度もチェックが行われます。

私の「駄目だし」は有名で、編地サンプルは数知れず、実際に作品になってからも1点で少なくても2〜3回、多いときには5回くらい作り直しをお願いすることもあります。
 
3. レシピ制作
作品が決定してからは、「どのような手順で作れば効率的で理解しやすいか。」「ゲージの個人差やサイズ調整はどの程度考慮が必要か。」「どのように図解したらわかりやすいか、説明文はわかりづらくないか。」とこれまたたくさんの検証をしながらレシピを作っていきます。
同時に指導用のテキストの原稿や図解も書いていかなければなりません。
 
4. 講座のタイムスケジュール
やっとそれらが形になると、実際に教えるタイムスケジュールを作ります。
「どの項目をどのタイミングで説明するか。」「デモンストレーションが必要なテクニックはどれか。」「その場で実習してもらう作業にはどのくらいの時間を割くか。」「宿題に出さなければならない個所はどこか。」と、分単位の細かいスケジュールを組み立てます。
 
以前はこれをほとんど一人で格闘していたのですが、今回はそれぞれカリキュラム委員会を編成して協力していただきました。このメンバーがいかに優秀だったことか。多くの方に満足して、楽しんで学習していただける講座を目指して、誰一人妥協することなく締切りギリギリまで努力を惜しまず働いてくれました。
 
そして、一般公開に先立って、全国約150名の専任講師の方たちに私自身が育成セミナーを指導することで、講座構成の実地検証を行います。


受講生たちの失敗で指導の不備に気づいたり、受講生の提案やアドバイスでよりわかりやすい指導方法を見つけたりと、一つの講座は、教科書・認定作品・カリキュラムのすべてが、研究チームと専任講師の方たちの総力を挙げて作り上げられるのです。
 
数ヶ月にわたる育成セミナーと同時進行で、販売する書籍の出版に取り掛かります。
育成セミナーの指導用に作ったテキストを元に、受講生が持つ教科書と、指導者が持つ指導マニュアルとに分けて原稿を作り直します。
何度も同じ文章を読み返す校正作業は、本当に根競べ。図解や文章が夢にまで出てきます。
そして最後に一般指導用の参考カリキュラムを作ってやっと完成です。
 
新規講座を立ち上げる作業は、最初はワクワク楽しいのですが、終盤は辛い産みの苦しみがやってきます。 でも、講座を卒業した方たちの満足した笑顔を見ると、「やらせていただいて本当によかった」といつも思います。
 
     
 
     
 
 
     
ビーズステッチは「ビーズをビーズ糸とビーズ針で編むビーズワーク」、ビーズクロッシェは「ビーズを編み糸とレース針で編むビーズワーク」です。
この姉妹を皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
 
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「ビーズステッチ 基礎シリーズ 第6弾  ライトアングルウィーブ」発売
【ニュース】2008/11/26
「ビーズステッチ 基礎シリーズ」の 最後を飾るのは 「ライトアングルウィーブ」
 
 
2007年4月に一冊目の「基礎のキソ」を発売してから、とうとう6冊目となりました。「ペヨーテステッチ」「ヘリンボーンステッチ」「ネッティング」「ブリックステッチ」そして今年6月に発売される予定だった「ライトアングルウィーブ」は編集の都合で、5ヶ月延期となりましたが、11月26日にやっと発売にこぎつけました。

最後に登場することとなった、ライトアングルウィーブはその名前のとおり「直角に編む」ステッチです。南アフリカで生まれたステッチで、四つのビーズがそれぞれ直角に向き合うことからこの名前がつけられたのですが、名付け親は「アメリカンビーズステッチ」でもご紹介したバージニア・ブレイクロック女史。アメリカのビーズ界でその名を知らない人はないという草分け的存在の方です。
 
  このステッチで編んだビーズの配置は、テグスで編む8の字編みと同じです。
テグス編みは一本のテグスの真ん中からスタートして左右の端を交差させながら編みますが、ビーズステッチは端に針をつけて「一筆書き」のように編んで行きます。
8の字編みに慣れている方にとっては、「なぜこんなにぐるぐる回るの?」と面倒くさく感じるかもしれませんね。
     
 
でも、テグスをギュッギュッと引き締めながら編むのに比べると、ビーズステッチは片手で糸を押さえていられるから、私にとってはこちらのほうが楽。
勿論ビーズステッチでも、糸の両端に針をつけて編む「ツーニードル(Two Needles)」という方法もありますが、右手と左手それぞれに針を持つと、なんだか佐々木小次郎の二刀流のような感じでちょっと大変です。
テグスファンの方にも、8の字編みと同じ模様でこんなにいろいろな編み方ができるということを知っていただければうれしいです。
     
このシリーズの表紙はステッチごとに色が違うのですが、皆さんそれぞれの意味をご存知でしたか?
ペヨーテはサボテンの名前だからグリーン。ヘリンボーンは鰊の骨だから海の色のブルー。(ネッティングは母の使っていたヘアネットの色がピンクだったからという極個人的な理由です。ごめんなさい。) ブリックはレンガだからオレンジ。そしてライトアングルウィーブはなぜパープル?
実は本当はバイオレットにしていただくつもりだったのですが、印刷の都合でこの色が出せないとか。泣く泣くパープルとなりました。なぜ、バイオレットにしたかったかですか?それは発売予定が6月で、ぎりぎりスミレの咲く季節。紫スミレの花言葉は「誠実」。ものづくりにも、仕事にも人とのかかわりにも、いつも誠実でいたいから。
 
この6冊の本も精一杯誠実に作ったつもりです。どうぞ皆さまの本棚で眠ることなく、ときどき開いて見ていただけますように。6冊の本があなたのビーズステッチの案内役となることを祈っています。
 
 
 

 

 
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ビーズアートジャパン大賞2008
コスジュエ・モード コンテスト開催
【ニュース】2008/08/01
2年に一度のビーズアートジャパン大賞がまたやってきました。
今年のコンセプトは「コスジュエ・モード」。
前回のコンセプト「芸術性と商品力」というのも難解でしたが、今回はさらに首をひねっている方も多いはず。
そこで、審査員の一人として少し解説をさせていただきましょう。
 
前回大賞作品
今回のテーマは、《女性をもっとも美しく飾る「現代のコスチューム・ジュエリー メイキング」 ビーズアクセサリーからテクニック、デザイン的に進歩させたもの》でしたね。まず、知っておかなければならないのが、「コスチューム・ジュエリー」とは何ぞや、ということです。

コスチューム・ジュエリーは、いわゆる「ジュエリー」と区別するために付けられた名前です。宝石店に並んでいるダイヤやルビー、プラチナや本金などで作られているアクセサリーが「ジュエリー」。それに対して「コスチューム・ジュエリー」は模造宝石などを使ったアクセサリーのことを指します。ガラスビーズやメッキ金具はもちろんのこと、ウッドやシェルなどの天然素材や、アクリル・プラスチックなどさえも使い方によってはコスチューム・ジュエリーと呼ぶにふさわしいものとなります。

  私はコンクールの審査するときに、「他力本願」と言って評価しない作品があります。それは使用している材料が高価だから見栄えがするだけだったり、あるパーツ自体の個性的魅力だけに助けられた作品のことです。ビーズアクセサリーはビーズの集合体の芸術です。
     
他人が作ったビーズやパーツそのものの価値に頼ることなく、それをさらに生かしたデザインをすることがコスチューム・ジュエリーの原点だと思います。

資産価値の高い宝石こそ使っていませんが、身に着けるとジュエリー以上に身につけた人を素敵に見せてくれるものだけがコスチューム・ジュエリーと呼ばれるのです。
     
 
     
私が思うに、コスチューム・ジュエリーとは・・・高級な材料を使うことでもなく、作る手間がかかっているというだけのものでもなく、高度な技術を用いていることでもなく、身に着けたときにいかに魅力的なアクセサリーとなるかどうかが最も重要なことです。
ボリュームがありすぎて、オブジェを身につけているようではコスチューム・ジュエリーとは言えません。逆に、つけてもつけなくても大して代わり映えのしない平凡なビーズアクセサリーもコスチューム・ジュエリーとは言えないでしょう。装うことを念頭においてデザインされたおしゃれなアクセサリー、それこそがコスチューム・ジュエリーだと思います。
 
コスチューム・ジュエリーの代表的デザイナーであるミリアム・ハスケルをお手本にされる方も多いでしょうが、ハスケルのコピー作品や、「ハスケル風」なだけの作品よりも、その人それぞれの新しいコスチューム・ジュエリーをデザインしてください。
素敵な作品を拝見するのを楽しみにしています。
 
 
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ビーズステッチ上級技能認定講座 いよいよスタートです
【ニュース】2008/08/01
2005年に楽習フォーラムにビーズステッチ認定講座が開設され、2006年にアメリカンスタイルとして認定課題をリニューアルしましたが、それから2年。ビーズステッチはやればやるほど奥が深く、短い期間の上級講座の中で何をどこまで学んでいただけばよいのかをずいぶん悩みました。
 
内容は、ステップ1で「5つの新しいステッチ」を学び、5点の課題作品を作っていただきます。
 
   
         
   
 
ステップ2では「5つの基本ステッチの完全攻略」として、編み方は知っていても理論的にあいまいだったテクニックを体系的に理解していただきます。
 
そしてステップ3では学んだことをすべて生かし、24種類ものビーズが入った夢のようなMIXビーズキットを使ってステッチのサンプラーともいうべきネックレスを一人ひとりが異なるデザインで仕上げていきます。
 
この講座の目標は、「高度な技術を取得し、知識を深め、応用力を身につけること」です。この講座を修了すれば、今後どのような作品も編みこなすことができると同時に、オリジナルデザインに挑戦することができるでしょう。
 
手探りで作り上げたカリキュラムですが、4月から7月まで全国の専任教授の皆さんにご指導した結果、十分満足できるものだと言っていただけたことにホッとしています。
しかも、専任教授の皆さんからたくさんのアドバイスをいただき、講座の内容は当初よりもかなり充実しています。

このほど、その教科書がやっと出来上がりました。タイトルは「もっと知りたいビーズステッチ 〜アドバンスへの挑戦〜」です。
 
これは書店では販売しない会員の皆さんだけのための本です。

装本についてですが、今までの無線とじだと、使っているうちにページがバラバラになってしまうのが悩みでした。かといって、中とじと言われる中央をホッチキスでとめる方法では、押えていないとページがめくれてしまい、両手を使って作業することができません。
そこでかねてから希望していたリングとじをお願いしてみました。 用紙も書き込みができるタイプのものを使っています。
 

図解はカラーでわかりやすくなっていますし、文字も大きめで見やすいと思います。
とてもおしゃれできれいな本に仕上がりました。
わからないことがあったらいつでもこの本へ戻ってくれば解決できる、そんな本を目指して作りました。
皆さんがこれから長く使ってくださる本だからこそ、使いやすく末永く使っていただける装丁となっています。
 
上級技能認定講座開講に先立って、楽習フォーラムからご協力いただいた専任教授の皆さんへ、この教科書を贈呈することとなりました。記念に専任教授の皆さんのお名前と私のサインを入れさせていただきました。

お名前を書いていくとお一人お一人の顔が思い浮かび、この教科書を一緒に作ってくださった158名の皆さんに感謝を込めながらサインしました。



 

専任教授の皆さん、技術研究チームの安藤潤子さん、周藤紀美恵さん、�睫斃侶辰気鵝�渡辺由美子さん、図解の校正に協力してくれた仲田美香さん、ずっと支え続けてくれたコロネットの伊藤さん、前野さん、安本さん、唐澤さん、呉さん、佐々木さん、そしてこの本を作ってくれた西澤さん、本当にありがとうございました。

これからたくさんの方にこの教科書を使っていただけるよう願っています。
 
 
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キャロル・サイファー通信講座
【ニュース】2008/08/01
キャロルが昨年出版した「Mastering Beadwork」は私の愛読書でもあります。そのページ数以上に内容が濃く、キャロルの知識と経験がいっぱい詰まっています。ビーズステッチに向き合う姿勢は、キャロルと通じるところがたくさんあります。  
     
二人とも、ビーズの構造や糸の渡り方を研究していろいろな方法を検証してみるのが大好きです。2005年版教科書のレッスン7のライトアングルウィーブで「大きなパールが王様で、小さなパールのお姫様の両脇には丸小のお供が二人」なんていうたとえ話でビーズの通し方をご説明したことがありますが、キャロルもまた呪文を作ってわかりやすく説明するのが上手です。  
 
この本を、たくさんの方に熟読していただくために、2回に分けて翻訳することになりました。翻訳をしてくれたのは楽習フォーラムのビーズステッチ専任教授であり、キャロルが来日したときに通訳を務めてくれた夏堀素子さんです。彼女はご主人がアメリカ人で海外生活も長く、現在は北海道の帯広で英語の教師をされています。ネイティブな英語力と人柄の良さでキャロルから絶対の信頼を得ている人でもあります。  
 
最初、夏堀さんはキャロルの一言一句を大切に訳そうとしていましたが、英語のほうが回りくどい表現が多く、日本語としてはかえってわかりづらくなるため部分的に意訳することにしました。キャロルの英語はその人柄と同様楽しくおもしろい表現がたくさん出てきますが、時として日本人にはわかりづらい内容や比喩があり夏堀さんはかなり悩んだようです。でも、悩んだ甲斐があって最終的には素晴らしい翻訳本となりました。例えば、ヘリンボーンステッチの作品でP181に「Silver and Pearls through Thick and Thin Bracelet」というタイトルの作品があります。「through Thick and Thin」というのは辞書を引くと「終始変わらない、水火も辞さない、身命をささげた」という意味のほかに「(糸が)太いところと細いところのある(変わり糸の)」という意味もあるので、は最初作品がデコボコしていることから、「パールとシルバーで作ったデコボコしたブレスレット」と訳すべきかと思ったのですが、夏堀さんによれば「パールとシルバーといえばアメリカでは30年の真珠婚式と25年の銀婚式を意味します。それだけ長く添い遂げた夫婦のようにパールとシルバーが一緒に編まれているという意味だと思います。」とのことで、翻訳では「どんな時にも一緒の銀とパールのブレスレット」となりました。これもアメリカ人をよく知っているからこその翻訳だと思います。
 
監修をさせていただく際には、できるだけカタカナをなくし、妥当と思われる日本語に置き換えるようにしましたし、商品名はスペルがわかるように英語表記をそのまま残しカタカナで読みを入れてあります。ビーズの大きさは海外では数字(号数)で表していますが、これも号数と一緒に日本における丸小丸大などの名称を併記しておきました。4点の課題作品にはキャロルの翻訳とは別にいつもどおり詳しいレシピをつけてありますが、それ以外の作品についても皆さんがご自身で作れるようにできるだけ補足をしておきました。
 
この本は、ただ技術を解説しただけの本でもなければ、ただ作品の作り方を書いてある本でもありません。両方をバランスよく説明しながら、キャロル独特のウィットにあふれた楽しい表現で読み物としても楽しませてくれます。今回ご紹介するのは基本のステッチだけですが、その内容は上級のテクニックも含んでいます。4点の作品を作るだけでなく、1ページめから丁寧に読んでいくことをお勧めします。この本はまさに知識の宝庫と言えます。楽習フォーラムの指導とは異なることもありますが、いろいろな方法を知ることで皆さんの知識も広がることと思います。

   
   
   
         
キャロル・サイファー通信講座のご案内    
         
 
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